「かっぺ」という社名
「かっぺ」が産声を上げたのは、1998年(平成10年) 5月。
当時千葉大学理学部4年に在学していた岡野大和(かっぺ創立者/現在:合資会社いなかっぺ代表)が「合資会社いなかっぺ」を設立したのが最初でした。 資金も人脈もない中、わずか4畳半のアパートで始まったのでした。
「いなかっぺ」「かっぺ」というネーミング。
決して奇をてらう意味ではなく、そこには切実かつ壮大な「夢」が込められていました。
創業者である岡野の故郷は房総半島南端にある、天津小湊町という小さな漁師町。
産業の振るわない地域で、深刻に進んでいるのが過疎化・高齢化です。
故郷を活性化させたい.若者が働ける場所を創造し、再びかつてのような活気を取り戻したい。
情報産業ならば、この地域に立地させることができるのではないか.むしろ、田舎だからこそ、できるのではないか。
そんな思いで「合資会社いなかっぺ」は設立されました。
社名については賛否両論ありました。
なぜ営業上不利な名称をあえてつけるのだ、改名すべきだ、という声さえありました。
しかし、代表の真剣な思いと、それを支える高い志をもったスタッフの誠実な仕事運びによって、次第にお客さまからも認めていただけるようになり、「かっぺ」という愛称で親しまれるようになりました。
そして、2000年(平成12年) 4月、わずか設立から2年間にして、自己資金による株式会社設立を果たしました。
高い技術力で実体のある会社を
かっぺの実体はなんといっても、高い技術力をもったクリエータたちです。
ウェブデザイン、プログラミングから、サーバ、データベースシステムに至るまで、
幅広いニーズに柔軟に即応できる技術水準をもったクリエータたちが
みなさま一人一人に合ったソリューションをさまざまなかたちで提案、実現してくれることでしょう。
特にインターネット・システムの分野では、日本でも指折りの技術力を有していると自負しています。
かっぺのクリエータたちは単なる技術力だけにとどまらず、技術者に苦手と言われがちな、
人とコミュニケーションをとる能力、状況を判断し最適な言動・行動をとれる能力をもち得ています。
決して「オタク」となることなく、明るくさわやかに、そして安心感のあるサポートをみなさまにご提供します。
かっぺは単なる机上のビジネスプランに終わらない、実体のある会社として、新世紀を闊歩して参ります。
Heart ・・・システムに魂を吹き込む熱き心
仕事にとどまらず、なにを行なうにしても大切なのは情熱です。
いくら高い技術力をもっていようとも、情熱がなければ、
人を共鳴させるようなシステムをつくりあげることはできません。
かっぺでは技術力だけでなく、自らの携わるプロジェクトに対する意気込み、真剣さを大切にします。
熱いハートを胸に、つくりあげたシステムに魂を吹き込み、みなさまに送り届けます。
それでこそ、システムははじめて活き活きと動くのです。
Harmony ・・・響き合いを大切にします
かっぺは単なる請負仕事、いわゆる「まるなげ」は受けません。
プロジェクトに携わる、会社・所属を問わない全てのみなさまとの響き合いを大切にしたいからです。
みんなで知恵を絞り、真剣に議論し、そして役割分担をもって進めていかなければ、プロジェクトの成功はあり得ません。
かっぺはお客さまを単なる「お客さま」として扱いません。
同じプロジェクトに参加しているチームとして、より親密な意識をもって接します。
ともに困難に立ち向かい、苦しみ悩み、そして問題解決をしてゆく。
その喜びをプロジェクト全員で分かち合いたい。 それがかっぺの常に目指している方向です。
World wide ・・・そして、世界へ
地域にIT産業を立地させ、活性化をうながす。
そのような理念を基として、かっぺは設立され、展開しているわけですが、
かっぺの目標はそれだけにとどまりません。
日本で培った技術力、特に「ちょこっとメールTM」をはじめとした携帯電話向けシステムを切り口として、
韓国・中国・台湾の東アジアから、東南アジア、そしてさらにはアフリカを目指して、大きな展開を繰り広げていきます。
21世紀はアジア・アフリカの時代。
日本のいなかからスタートしたインターネット・プロジェクトが世界に大きく羽ばたいていくことでしょう。